「終活」について(2023年4月テレフォン法話)

 今月は、「終活」について考えます。  終活は終わりと活動の活の二文字で比較的新しい言葉です。ネットでみると終活とは「人生の終わりについて考える活動」のこととなっています。新潟日報に「どうする終活」のタイトルで、作家の落 … [CLICK TO READ MORE]

「智慧」について(2023年3月テレフォン法話)

 今月は、「智慧」について考えます。  2月4日が世界対がんデーであることから新聞にがん患者さんのことが載っていました。その中のお一人に「がんになって50年、手術7回、仲間と乗り越えてきた」のタイトルで83歳の男性が紹介 … [CLICK TO READ MORE]

「臨床宗教師」について(2023年2月テレフォン法話)

 今月は、「臨床宗教師」について考えます。私が臨床宗教師という宗教家がいることを初めて知ったのは、今から12年前、2011年3月に発生した東日本大震災の後でした。震災後様々なボランティア活動の方が被災地に入りましたが、宮 … [CLICK TO READ MORE]

「八正道」について(2023年1月テレフォン法話)

 今月は、「八正道」について考えます。  仏教の開祖釈迦は、生老病死をはじめとする人のあらゆる苦しみの原因は人間の限りない欲望を意味する煩悩にあると悟りました。また、煩悩を適切にコントロールする方法として八の正しい道八正 … [CLICK TO READ MORE]

「心に響く法話」について(2022年12月テレフォン法話)

 今月は、「心に響く法話」について話します。  仏教伝道協会から冊子が送られてきました。この冊子は仏教の教えを世に広めるために刊行され、毎年のように送られてきます。今回のタイトルは「みちしるべ名講話選 縁」です。内容をみ … [CLICK TO READ MORE]

「自殺」について(2022年11月テレフォン法話)

 今月は、「自殺」について考えます。  日本は自殺者が多い国と聞いています。かつて年間3万人代だった自殺者が徐々に減り2万人代半ばまで減少しましたが、コロナ禍でここ数年は増加しつつあります。特に若い人の自殺者が増加傾向で … [CLICK TO READ MORE]

「お葬式と仏教との関係」について(2022年10月テレフォン法話)

 今月は、「お葬式と仏教との関係」について考えます。  以前、新潟日報の一般の人の投稿欄「窓」に、妻のお葬式で自ら弔辞を読み涙したことが書かれていました。投稿した90代後半の夫は長年連れ添った妻の葬儀で、原稿もなく遺影の … [CLICK TO READ MORE]

「踏まれた草にも花が咲く」について (2022年9月テレフォン法話)

 今月は、「踏まれた草にも花が咲く」について考えます。 先月新潟日報に5回にわたり連載された「満州柏崎村の現実」を読んで、戦争により仲良く暮らしていた家族が恐ろしい悲惨な運命へと突き落とされる事実に、ウクライナの現状と重 … [CLICK TO READ MORE]

「消えることがない人の深い悲しみ」について(2022年8月テレフォン法話)

 今月は、「消えることがない人の深い悲しみ」について考えます。  NHKEテレの「愛する人を失ったとき、附属池田小事件遺族のグリーフケア」を見て人の悲しみが意味するものに心打たれました。番組では、21年前大阪大学附属池田 … [CLICK TO READ MORE]

「33回忌の股仏」について(2022年7月テレフォン法話)

 今月は、「33回忌の股仏」について考えます。佐渡では、昔から33回忌の法要が最も重要な年忌法要とされており、親戚や5人組、友人等を招いて盛大に営まれます。  私は33回忌法要の読経が終わると、参列者の方に次のようなお話 … [CLICK TO READ MORE]